ハーフドーム
概要
ハーフドームの原点はかまくらです。二つ向き合った形でデザインを考えましたが、庭が狭く半分で形造り、今日に至っています。素材はパイプアーチ。パイプを長いままの持ち運びは困難です。これをお庭の大きさや用途に応じて変形させている訳なんです。
ポイントは株元の位置です。後ろに有る株元ギリギリを頂点とした半円を地面に描きます。次は入り口となるアーチです。間口と高さの位置関係を整えたら同程度の半円を持つパイプで内部の空間作りをします。
株元から出ている枝を垂直に上部へ立ち上げる役割がこのパイプです。これにより内部に空間を作る事ができます。骨組みはいたってシンプルです。次は枝で形を作ります。樹高は 4m 伸びる品種が一株欲しい所です。枝は硬くシッカリして数多く出る品種が条件です。良く香り淡い色調の品種が理想です。